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粋なおやじと呼ばれたい vol.3

LANVINグログランシャツと回顧展

シャツが主役の季節がやってきた~~~!!

そろそろ桜が咲く春が待ち遠しくなってきました今日この頃。こんにちは、クリエーティブ・ディレクターの日野火雅利です。だんだん暖かくなってきて、そろそろシャツが主役となる季節の到来ですが、ノーネクタイでも素敵なシーンを見せてくれるシャツを今回はご紹介いたしましょう。

ジャンヌ・ランバンによって、1889年に創設されたフランスで一番長い歴史を持つクチュール・メゾン、「LANVIN ランバン」のグログランシャツです。

『グログラン:Grosgrain』という言葉はあまり聞き慣れていないのではないでしょうか。この意味は服飾辞典では、「厚手の畝織絹布。たてに細い糸(木綿糸)、よこに太い糸(絹糸)を使ってかたく密に織ることにより、横畝を表した平織物です。用途はリボン(舞踏靴、帽子や靴、女子学生用の各種リボン)、ズボンの側章、拝絹、ネクタイに用いられる」。・・・・

『グログラン』とは、お分かりのようにリボンのように光沢があり、丈夫でいてエレガントでディテールのメリハリを表現してくれるデザイン要素を兼ね備えている平織りものです。

LANVINのグログランシャツ

用意された型・生地・色を選び、襟か下前立てにグログランのパターンをチョイスするオーダー・スタイル
銀座4丁目のランバン ブティック銀座店外観
ランバン ブティック銀座店の地下1階がメンズフロアとなっています。
ゆったりとしたプライベート感のあるオーダーサロン。

お問い合わせ・取り扱い店:
ランバン ブティック銀座店
東京都中央区銀座4-5-1
TEL: 03-4500-6171 FAX: 03-4500-6174

今回ご紹介の「LANVIN ランバン」のグログランシャツは、用意された型・生地・色の中から自分の好きなパターンでデザイン・ポイントのグログランを選ぶことができるドゥミ・ムジュールDemi Mesure(パターン・オーダー)のオリジナルのシャツです。

プレタポルテでも以前から人気が高く、定番となったランバンのアイコニックなグログラン・ディテールのシャツは、現在のモードを牽引する、LANVIN メンズ・デザイナー、ルカ・オッセンドライバー氏のエスプリが詰まった、よりランバンらしいシャツを提案したいという思いから、このグログランシャツが誕生しました。

このシャツのスタイルは衿羽の剣先はショートポイント(レギュラーカラーとほぼ同角度のスプレッドだが、衿羽が短めの型)で、全体的に細身のシルエットとなります。

ドゥミ・ムジュール(パターン・オーダー)のスタイルは2型あって、グログランリボンを、襟あるいは、下前立ての部分のどちらかに使うことが可能です。グログランリボンはブラック、ブルー、グレー、ホワイトなどパリのエスプリらしいシックなカラーを6色の中から選べます。生地のバリエーションはストライプ&チェックで12種類用意しています。無地はグレーやブルーなどのエレガントなタイプで9色のバリエーションがあります。そして、価格は78,000円(税抜き)からとなります。グログランシャツは、単純に計算しても252パターンのバリエーションが用意されていることになりますね。

グログランシャツのパターンは、パリのアトリエで生み出され、縫製はヨーロッパの工場で行われます。グログランリボンのカラーと生地の組み合わせで、自分のオリジナリティーあふれるシャツのオーダーが可能なのです。プレタに比べ、よりグレード感のある生地を使い、手のかかった袖のカッティングや縫製などにより、よりフィット感に優れたスタイルは大人のためのラグジュアリー・イメージをアップさせてくれますね。

シャツのオーダーは自分の体形に合ったパターンのシャツから修正を加えて行うパターン・オーダーのスタイルです。ブティックでメジャーリング修正をしてオーダーしてから5~6週間くらいでお手元に届くということですので、できるまでの間楽しみですね。オーダーが初めての方にもシャツから始めれば価格面においてもあまりハードルが高くないのではないでしょうか。

ランバン ブティック銀座店にてオーダーを受けていますので、気軽にお問い合わせをして、世界で一着のグログランシャツを手に入れてみてはいかがでしょうか? パリ本店のサロンと同じインテリアに囲まれたパーソナルなスペースが用意され、生地やスタイルを納得のいくまでゆっくりとご覧いただけます。また、従来のテーラーメイドの特徴でもある固いシルエットではなく、よりナチュラルで柔らかなスタイルをランバンの提案する数々の基本パターンからスタイルを選べることも大きな特徴です。シャツの襟やカフス、ポケットなどの細かいデザインも、それぞれの好みに合わせて組み合わせることもでき、パーソナリティーをディテールで表現することも可能です。

この春はぜひオーダーシャツで、自分だけの粋なセンスを演出してみてください。

LANVIN Demi Mesure(デミ・ムジュール)
ランバンの紳士服パターン・オーダーとは

ジャンヌ・ランバンによって、1889年に創設されたフランスで一番長い歴史を持つクチュール・メゾン、「LANVIN ランバン」。

今もなお、色あせることなく伝統を継承するメゾンにメンズ部門が設立されたのは1926年のことです。メンズのファッションのスタートは、タイユール(テーラー)と呼ばれるオーダーサロン。現在のパリのメンズブティックと同じ場所、フォーブル・サントノーレ15番地に開設され、長い歴史に培われた確かなテクニックとクオリティーは現在に受け継がれています。

毎シーズン、パリで発表されるランバンのメンズ・プレタポルテ・コレクションは世界中のファッショニスタから高い評価を得ています。このエスプリをクラシックなジャケットやパンツ、スーツスタイルに取り入れ、フレンチ・シックで伝統あるスタイルにモダンをミックス。 ドゥミ・ムジュールでは、プレタポルテとは一味違う、この上もなくエレガントで洗練された自分だけの一着を手に入れることができます。

2015年S/SメンズプレタポルテCollectionのラインはクオリティーを保ちながらもカジュアルで快適なスタイルを優先しています。

【ランバン・タイユールの特徴】

ランバン・タイユールはレディス・クチュールの影響を受けて、フレンチの中でもややタイトな美しいシルエットで定評があります。 メンズは英国、レディスはフランスと言われた服飾の歴史。ランバンでは紳士部門を創設するにあたってロンドン、サビルロウのテーラーリング・テクニックを学び、より柔らかなテイストをプラスしてオリジナルのシルエットを完成しました。 スーパー120(注*1)以上の薄手で柔らかい生地に強みを発揮するのもこの様な特性からといえます。

(注*1):ウール生地に使われるSuper100のような表記は糸の番手ではなく、使われている原毛(羊毛)の平均の太さを示すものです。IWTO(International Wool Textile Organization)基準で決められており、super100で18.5μm(ミクロン) 、super120で17.5μm、super180で14.5μmと10大きくなるごとに平均の原毛の太さが0.5μm細くなります。この数字が大きければ細い糸を紡ぐことはできますが、太い糸にすることもできます。また、super180などの生地は、手障りも滑らかな高級生地ですが、しわになりやすく弱いものになります。

【デミ・ムジュールのアイテム/価格】

●アイテム:スーツ、ジャケット、コート、パンツ、ベスト、タキシード、礼服
*サルトリアル・ライン:ランバン・タイユールを彷彿させるやわらかな縫製のライン
価格帯 : スーツ/¥370,000~、ジャケット/ ¥305,000~、パンツ/ ¥110,000~
*アトリエ・ライン:フレンチ・クラシックなラインが強調されたライン
  価格帯 : スーツ/¥300,000~、ジャケット/¥240,000~、パンツ/ ¥80,000~
*プロファイル・ライン:細みでモダンなライン
  価格帯 : スーツ/¥300,000~、ジャケット/¥240,000~、パンツ/ ¥80,000~

●アイテム:シャツ/¥50,000~
(すべて税抜き価格)

●納期:約5週間~(アイテム、生地によって若干異なります)

●ドゥミ・ムジュール完成までの基本プロセス:(スーツ、ジャケット、コートなど重衣料に関して)
1. ランバンが選んだ春夏、秋冬合わせて約1,600種類の生地からのチョイス、デザインの選択
2. フィッテング(ゲージサンプルの中から試着)、そして採寸
3. 約5~6週間後、出来上がり

LANVINの今と昔「JEANNE LANVIN」展開催

フランスのガリエラ宮 パリ市立モード美術館では、2014年にブランド設立125周年をむかえた、「ランバン」のアーティスティック・ディレクター、アルベール・エルバスとのコラボレーションにより、現存する最古のフレンチクチュールメゾンの功績をたたえ、2015年3月8日(日)~ 2015年8月23日(日)の間、JEANNE LANVIN展を開催いたします。

パリでは初となる回顧展、ジャンヌ・ランバン(1867年~1946年)による100点以上のモデルなど、ランバンのアーカイブとコレクションが展示されます。1885年に仕事のキャリアをスタートさせ、偉大なアーティストであったマドモワゼル・ジャンヌへの敬意を払った回顧展です。

パリに行くご予定があれば、貴重なこの機会に是非訪れてはいかがでしょうか。

場所 ガリエラ宮 パリ市立モード美術館
10, avenue Pierre 1er de Servie, Paris 16e TEL:01.56.52.86.00
開館時間 火曜日~日曜日 10:00~18:00 (木曜日21:00まで)月・祭日は休館
アクセス メトロ9番線 イエナ駅もしくはアルマ・マルソー駅下車
入場料 9ユーロ(一般)
協賛 スワロフスキー

日野火雅利のファッションコラム[ファッションイベントレポートとおススメコーディネート提案]

日野火雅利

日野火雅利 Kagari Hino
クリエイティブ・ディレクター

大学在学中よりFASHIONに特化したコマーシャル制作のスタイリングやファッション雑誌の仕事に従事。10年間編集プロダクション入社後、制作のプロとして企画から営業までのファッションのみならず、すべてのジャンルに関わる。なかなか経験のできない海外でのさまざまな取材、撮影のディレクションもこなし、ITではファッションサイトの立ち上げや、Men’s Fashion誌、Men’sブランドのクリエーティブ・ディレクション等企画からスタイリング、原稿制作など新規ビジネスの立ち上げも多く、営業開拓からはじまり既存顧客へのビジュアルマーケティング、広報企画などもアイデアを踏まえて提案。近年では富裕層向けに高級消費財作家・芸術家、レストラン等の企画取材のディレクション、雑誌制作の編集責任者として活躍後、現在FASHIONを中心に企画編集・制作等クリエーティブ・ディレクターとして活動中。