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美しく活きる。 第10回

シニアコム編集部がMASTER会員さんにライフスタイルをインタビュー。

サンデー毎日は趣味で忙しい!

いろいろな趣味をお持ちのようですね。

自由気ままな毎日になって、なんだかんだと趣味に忙しいんですよ。まずはトランペット。月に3回習っているんです。トランペットをいただいて飾りでしかなかったんだけど、一度吹いてみたいなと思って。もともとジャズが好きだったから、自分で吹けたらいいなと思って始めたんです。年に1回は講師の先生方の生徒さんたちが集まって、発表会みたいなこともやって披露する場もあるのでおもしろいですよ。

あとは、料理ですね。こないだル・クルーゼを買ったんですよ。あれで野菜を煮ると全然違いました。野菜のおいしさを引き出すんですよね。ポトフとか作ったら最高ですよ。

多才でいらっしゃいますね。

最近は、昔見た映画のDVD鑑賞にもはまっています。大学の頃、映画が大好きで、ヨーロッパのいわゆる名画と呼ばれるようなものをスカラ座とかみゆき座とかに、よく観に行っていました。新宿のアートシアターでは、ちょっと難しい芸術的な映画なんかもオールナイト上映などやっていたので、そういうのも観に行きましたね。それが最近DVD化されていて、懐かしいのを探しては鑑賞しています。青春時代を思い出しますよね。

若い頃はどういったお仕事をされていたのですか?

学生の頃から銀座7丁目にあった「銀巴里」によく行っていました。そこで美輪明宏さんと知り合いになったんです。社会人になって別の会社で働いていたんですけど、そこを辞めた頃に、美輪さんからお仕事を手伝ってくれないかと言われて、1年間ほど付き人みたいなことをしていました。その頃に、時代を彩ったいろんな有名な方にお会いできましたし、美輪さんには芸術のことから何から何まで教わって、本当に私の青春時代だったなと思います。

「カッティング」と「色」の衝撃

今日のお洋服、とても素敵ですね。

アパレルの仕事に長く携わっていたんですよ。生産管理や工場指導が主な仕事でした。ヨーロッパの先進的なブランドを取り扱うことになって、とにかく驚いたのは型紙の複雑さでしたね。どこをどう縫えばいいのか、設計図と一緒ですよね。

一番苦労したのは、それを縫える工場を探すこと。その当時それができた工場が、今も生産をしているくらいです。その頃ってまだまだ日本式の服を作る工場が多かったから、軍服に始まってカキっとした服を作っていたんですよね。そこにヨーロッパの服が入ってきて、向こうの服は丸くて立体的だったので、その辺の違いで技術的にも大変だったわけですよ。

映画から音楽やファッションにも影響を受けたということも?

「ウエストサイドストーリー」でシャーク団の頭領がね、紫色のシャツを着ていたんですよ。それが強烈に印象に残っています。あとは、「理由なき反抗」のジェームス・ディーンが、真っ赤なスイングトップを着ていて、それもとても衝撃でした。子供ながらに、本当にかっこいいなとあこがれましたね。

きれいなものを見たり聞いたりすることが、自分自身の向上につながる

定年後はまず何をなさったのですか?

町内会の役員の仕事をやってほしいと声をかけられたんです。ずっと仕事人間で、家の事は女房にまかせっきりでしたから。暇を持て余していたので、副会長の仕事を引き受けました。

やってみたら結構おもしろくて。私のところは620世帯くらいいたんですけど、そこでお祭、日帰り旅行、歩け歩け大会、新年会、などいろいろな企画をするんですよ。大変だったけどとてもおもしろかったです。いろんな人とも知り合いになれましたし。それが3月で任期終了となって、今の自由気ままな生活になりました。

今月は、前からずっと乗りたかったオープンカーが納車になるので、今からとても楽しみです。友達がやっているアートギャラリーの10周年のお祝いと、クラス会にも行く予定ですし、オープンカーで釣りにも行きたいなと思っています。奥多摩あたり走れば、絶対気持ちいいはずですからね。

最後にシニアコムを見てくださっている方々にメッセージをお願いします。

何に対しても好奇心を持つことですよ。若い頃は私もいろいろと考え込む方だったんだけど、歳を重ねて前向きに考えることができるようになってきました。いろんなことに好奇心を持って、美術館や音楽会に出かけたり。きれいなものが好きだから、それを見たり聞いたりすることで、もっと前向きに明るい気持ちにしていくことができる。それで自分も向上できると思います。1回しかない人生なんだから、楽しいことをたくさん見つけていきましょう。