大川興業本公演は、時代を先取りした、既成概念を壊す
発想豊かな斬新な切り口と演出で皆様を独特な世界にいざないます。
根底に流れる普遍的な人間の業の物語を紡ぎだします。
近年は無言劇があるなら無見劇と、全編真っ暗の、音と気配の世界初の暗闇演劇を15年以上、上演しています。
新元号「令和」と記者会見場の現場で聞いた瞬間、「令」は鈴が浮かび、心の中で鈴が鳴りました。鈴は鐘と違って、中の玉に触ることができず、しかもどこにも繋がっていません。 神社でも鈴を鳴らすと、私達が音に超常を感じ、また自分で鳴らすことで神様とのつながりを感じます。まさに心の中で響き渡る音、声、リズム、音楽です。そして「和」は調和、ハーモニーです。つまり「令和」は、暗闇演劇初演の作品「Show The BLACK」そのものなのです。物語は暗闇に閉じ込められた人々の脱出劇です。
心の鈴が激しく揺れ、誰かは音を鳴らし、誰かは静かに鈴が鳴らないようそっとしていたり、時には全員予想外に乱れて鳴り、時には全員でリズムを合わせ、リンクして和を保とうとしたりと、色々な心の音を奏でるヒューマンドラマです。「暗闇だけど心に光が灯る」「芝居ではじめて体の内側に光を感じた」とお客様に言われ、今思うと、会場全体で心の鈴が清々しく響いていました。
「Show The BLACK」令和バージョンを原点回帰、0和のゼロからのスタートで、スズナリ、まさに“鈴なり”で再演いたします。
皆様のご来場を心からお待ちしています。
作・演出 大川豊
●正直、初めのうちは暗いのがしんどくてどうなるかと思った。しかし、そのうちに言葉のひとつひとつが、より深く心に突き刺さるようになってくるのがよくわかった。全く何も見えない中で、泣いてしまうほどの感動があるなんて、素晴らしすぎる発見だった。(45歳 男性)
●初めての暗闇でした。気配がすごく感じられました。演じてる方も同じ暗闇!びっくりです。こんなに素晴らしいモノ、もっともっと広まってほしいと思いました。(53歳 女性)
●暗闇ということで楽しめるか不安でしたが、音に集中して心で見ることができたので、楽しめました。(54歳 女性)
●「演劇において視覚は欠かせないものだ」と妄信していましたが、その概念を崩していただいた感覚です。(19歳 女性)
●暗くてもちゃんと人が話している向きがわかるものなんですね…。見ごたえ?聞きごたえ??感じごたえがありました。(35歳 女性)
●面白かった。次回もまた観たい。(54歳 男性 視覚障碍者)
●暗いからこそできる演技で、とても素晴らしかったです!!(17歳 男性)
●社会的なモノを考えつつも登場人物を視覚以外で追ったりと、他の舞台とは違う楽しみ方ができました。(19歳 男性)
●見えない演劇は可能性が大きいです。(42歳 女性)
●朗読劇とは違う空気感や緊迫感が素晴らしかった。(51歳 男性)
●大きなものに包まれているような感覚になり、あたたかい気持ちになりました。(44歳 女性)
●心の奥にひびくお芝居でした。五感を「きれいにする」ことができました。声と気配の力ですね。(46歳 男性)