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iPhoneユーザーのためのキャッシュレス初級講座

画像出展:cashless.go.jp/

ついに消費税が10%に引き上げられました。
政府は、2%の増税で消費が冷え込まないようにと、増税と同時に「キャッシュレス・ポイント還元事業」を開始しています。

これは、何かを購入する際に、現金以外の支払方法(キャッシュレス)を利用した場合に、購入金額の一定割合分のポイントを還元する仕組みで、2%または5%が還元されるため、対象の店舗での買い物は、実質増税分が相殺されるというものです。

今回は、この「キャッシュレス・ポイント還元事業」に仕組みと、利用可能なキャッシュレス決済について学んでゆきましょう。

キャッシュレス・ポイント還元事業とは

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まず基本となる「キャッシュレス・ポイント還元事業」について理解しましょう。

「キャッシュレス・ポイント還元事業」は、冒頭にも述べたように、政府が消費増税に伴う消費減速を回避・緩和するために実施している施策で、中小の店舗での買い物を対象に、中小店舗の場合で5%、コンビニなどのチェーン店で2%分のポイントが、後日、利用したクレジットカードなどのキャッシュレス決済を通じて還元されます。

ただし、注意したい点が2つあります。

1つめは、2%または5%が還元されるのが、全ての店舗ではないという点で、ポイント還元されるのは「ウチは参加します」と手を挙げた対象店舗だけなのです。
対象店舗には、上記の図にある「CASHLESS」の赤い「C」のマークが店頭などに掲げられています。

もう1つは、還元ポイントは必ずしも5%ではないという点で、コンビニエンスストア等のフランチャイズ・チェーン店は2%、スーパーマーケットなどの大型店舗は対象外となります。
ここででも、普段から利用するスーパー、コンビニ、ドラッグストア等で、消費者還元の対象店かどうか、対象店なら何%の還元が受けられるのか、聞いておく事をお勧めします。

せっかくの「お得」を見逃すな

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実施期間は、2019年10月~2020年6月を予定しており、9カ月間という長期間に渡って、支払額の2%・5%が手元に戻ってくるという、非常にお得なチャンスを見逃さないようにしたいものです。

例えば、クレジットカードのポイント付与率は、最大でも1.5%止まりで、1%でも多い方ですので、政府の還元率が如何に多いかがよく分かりますが、さらに凄いのは、「キャッシュレス・ポイント還元」は、クレジットカード等のキャッシュレス決済の元々のポイント還元とは別に行われると言う事です。

例えば、ポイント付与率1%のクレジットカードで、5%還元対象店でお買い物をした場合は、クレジットカードのポイント1%に「キャッシュレス・ポイント還元」5%が上乗せになり、合計で6%分のポイントが貰えます。

【余談ですが…】
2%の増税で、2%のポイント還元を受けると、実質の支払額は増税前より少し少ない額になります。
消費税は商品価格に10%課税されますので、増税分は2%ですが、ポイント還元は、10%の消費税込みの金額の2%(または5%)が還元されるので、還元額の方が少し多くなるのです。
・商品価格1000円×消費税10%=1100円 このうち20円が増税2%分にあたります
・1100円の消費税上乗せ額の2%=22円が還元されますので、2円だけ還元額の方が多くなります


つまり、増税分の2%に対して、5%の還元を受けられる場合はもちろんですが、2%のお店であっても、ほんの少しだけですが、「キャッシュレス・ポイント還元」を利用した方がお得になるのです。

実際にどのキャッシュレスを使えばお得なのか

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いわゆるキャッシュレスと呼ばれる支払方法は、大きく分けて、3つのグループがあり、どの支払方法を使っても還元率は2%または5%で、支払方法による違いはありません。

クレジットカード・デビットカード

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クレジットカードは、多くの方が1枚は持っている、昔からあるキャッシュレス・ツールで、信頼感は一番でしょう。
VISA・MASTER・AMEX・JCBなど、有名どころのクレジットカードは、ほぼ「消費者還元」対象ですので、普段使っているカードがあればそれでいいですし、無い場合には、1~2枚を決めて、支払いを集約させると良いでしょう。

クレジットカードは多くの場合、0.5%~1.5%のポイントが還元される仕組みですので、「キャッシュレス・ポイント還元事業」分の、2%または5%を加えた、2.5%~6.5%程度のポイントが還元されます。

後述の、「電子マネー」や「スマホ決済」と比べ、信頼性が高い上、利用可能な店舗が非常に多いので、キャッシュレスの基本はクレジットカードだと言っても過言ではありません。

デビットカードは、カード決済する銀行口座の残高から支払うため、最も現金支払いに感覚が近いキャッシュレスと言われていますが、口座残高が不足しないよう注意する必要があります。

デビットカードも利用時にポイント付与がありますが、クレジットカードに比べて付与率は大きくありません。

Apple Pay、Google Payでクレジットカードを使う

画像出展:apple.com

少し上級者向けの使い方ですが、「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」といった、スマートフォンの電子決済機能を使ってクレジットカードを使う方法があります。
お店のレジ横の端末にスマホをかざすだけで支払いが完了するので、非常に手間がかからず簡単に支払う事ができるので、可能な方は使ってみる事をお勧めします。
ちなみに、「ペイ」と名前が付いていますが、バーコードを表示して支払う「スマホ決済」(後述)とは異なります。

電子マネー

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アナログに言うと、「前売り券」や「商品券」みたいなもので、あらかじめ、任意の額面を電子マネーに貯めておいて、買い物の際には、その中から支払うイメージです。

電子マネーには、事前に利用する金額を貯めておく「プリペイド」型と、使った後からクレジットカードなどで清算する「ポストペイ型」があります。

●EDY(エディ)… 楽天が運営するプリペイド型の電子マネー(プリペイド)
●nanaco(ナナコ)… セブンイレブンが運営するプリペイド型の電子マネー(プリペイド)
●WAON(ワオン)… イオンが運営するプリペイド型電子マネー(プリペイド)
●Suica(スイカ)・Pasmo(パスモ)…交通系電子マネーと呼ばれるプリペイド型電子マネー(プリペイド)
●iD(アイディ)… NTTドコモが運営するポストペイ型電子マネー(ポストペイ)
●QUIC Pay(クリックペイ)… JCBが運営するポストペイ型電子マネー(ポストペイ)


電子マネーを1つだけ選ぶとすれば、「Suica」に代表される、いわゆる交通系マネーがお勧めです。
「Suica」を持っていれば、電車やバスに乗れますし、Suicaで料金を支払えるタクシーもあります、さらに、コンビニなど街のお店での買い物にも使えます。

スマホ決済・バーコード決済

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スマホ決済とバーコード決済(QRコード決済)はほぼ同義語で、決済を利用する際に、スマホ画面にバーコードを表示させる事から、バーコード決済・QRコード決済と呼ばれる事があります。
以下に代表的なスマホ決済と、実施中のキャンペーンを紹介します。

PayPay(ペイペイ)

ソフトバンク・Yahooグループが運営するスマホ決済サービスで、5%還元のお店での買い物時、PayPayが5%を上乗せし10%を還元するキャンペーンを10/1~11/30の期間限定で実施中です。

LINE Pay(ラインペイ)

LINEが運営するスマホ決済サービスで、「マイカラー」と呼ばれる会員ランクによって0.5~2%の還元を常時実施中で、「キャッシュレス・ポイント還元」分と合わせて、2.5%~7%が還元されます。

楽天ペイ(ラクテンペイ)

楽天が運営するスマホ決済サービスで、「キャッシュレス・ポイント還元」対象外の店舗も含め、必ず5%を還元するキャンペーンを10/1~12/2の期間限定で実施中です。

d払い(ディバライ)

NTTドコモが運営するスマホ決済サービスで、9/14~10/14の期間「dポイント+20%還元」キャンペーンを実施中で、「キャッシュレス・ポイント還元」分と合わせ、22%~25%が還元されます。

ORIGAMI PAY(オリガミペイ)

オリガミが運営するスマホ決済サービスで、買い物時に3%を値引き(後日還元ではない)するキャンペーンを10/1~2020年1/31まで実施中で、「キャッシュレス・ポイント還元」分と合わせ、5%~10%のお得となります。

スマホ決済は各社が様々なキャンペーンを実施しており、分かる方、使い分けられる方には非常にお得な決済方法ですが、もし、分からないので1つだけというなら、利用可能店舗が最も多い「PayPay」か、全てのお店で5%を還元してくれる「楽天ペイ」をお勧めします。

キャッシュレス・ポイント還元 まとめ

「キャッシュレス・ポイント還元」がお得な事は分かったと思いますが、そのお店が、クレジットカードが使えるのか、電子マネーはどれが使えるのか、スマホ決済は何が使えるのか分からない…、そんな時は、全く遠慮は必要ないので、「キャッシュレスは何が使えるの?」とお店の人に聞きましょう。
キャッシュレスでしか利用したくない(現金では支払いたくない)場合には、入店前に、「キャッシュレスは使えますか?」と聞いてから、入店する事も全然問題ありません。

様々な支払方法を使い分ける自信がない方は、自分の好きな支払方法を使えば大丈夫ですし、何を使ったらいいのか分からない…という方は、クレジットカードを1枚お持ちになって、使えるお店で使うようにするだけでも、「キャッシュレス・ポイント還元」の恩恵を受ける事ができます。
分からないからと、現金払いにだけ偏っていると、せっかくの「お得のチャンス」を丸損してしまいますので、一部でもよいので、キャッシュレスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

上級者は、決済方法が提供するポイントや還元と、「キャッシュレス・ポイント還元」を合わせた「2重取り」で、お店ごとの最もお得な決済方法を使分けられればもっともっとお得になりますよ。

この記事を書いたのは
喜田宗彦 さん

モバイル通信やガジェット関連のフリーライター、本人もiPhone+格安SIMユーザー。
好き:料理・グルメ・猫・ドライブ・温泉・薔薇・家庭菜園等、嫌い:セロリ。

https://kazgohan.com/

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    Q.

    消費税増税に伴い、メインとする支払い方法は何ですか?

    集計期間:2019/10/02〜2019/10/31

    現金

    31%

    電子マネー

    17%

    スマホ決済

    6%

    クレジットカード

    46%

    合計投票数:818票

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