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粋なおやじと呼ばれたい vol.8

寒中お見舞い申し上げます。
申年のお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
正月ボケはそろそろ落ち着きましたか?
年始まわりもひと段落し、今年の抱負を語り、心を引き締め、新たな気持ちで前進している方も多いかと存じます。
皆様にとって、素敵な2016年になることを願っております。
今年も1年お付き合いいただければ幸いです。

それでは、2016年、睦月最初のレポートをお送りいたしましょう。
昨年の暮れは色々とイベントが目白押しでしたが、その中でも特に興味を持った2ブランドを取り上げたいと思います。

革と漆の絶妙な関係-「8845」デビュー RECEPTION PARTY

まず、最初にご紹介いたしますのは、メイドインジャパンが誇るクラフツマンシップで、日本独自の漆のテクニックを使い、他にはないものづくりのバック&財布ブランド『8845』。
2015年11月半ば、恵比寿ガーデンプレイスタワー38階「At Studio38」で行われましたブランドデビュー・レセプションパーティにはプレスやファッション、バックなどの関係者が招待されました。

『8845』は上質な牛革をなめし漆で模様をつけた、デザイナー安達稔さんによるバッグ&財布のブランドです。職人による手づくりで、その工程すべてに熟練の技術と研ぎ澄まされた感性を要します。

かぶれる事が無く、時が経つにしたがって色が冴えわたる色漆。ひと肌に最も近いと言われ、使い込む程に手になじむ、軽く丈夫なやわらかい牛革。脈々と受け継がれてきた熟練の技と心が織りなす、独自の美しさと風合いが8845の魅力です。

もともと鹿革に漆付けをする「 印伝 いんでん ※1.」は独自の技術で、タバコ入れや着物用の手提げバック(巾着)などとして使われていたもので、8845の革製品は、薄く柔らかになめされた牛革のバックや財布へデザイン性豊かな柄でアレンジされ、今の時代にふさわしいものとして応用されたのです。

※1 . : 「出典: フリー百科事典『ウィキペディア( W i k i p e d i a ) 』 ( 2 0 1 5 / 0 4 / 1 3 1 7 : 2 2 U TC 版) 」
印伝(いんでん、印傳)とは、印伝革の略であり、羊や鹿の革をなめしたものをいう。
細かいしぼが多くあり、肌合いがよい。なめした革に染色を施し漆で模様を描いたもので、袋物などに用いられる。名称はインド(印度)伝来に因むとされ、印伝の足袋が正倉院宝庫内に見られ、東大寺に文箱が奈良時代の作品として残る。

デザイナーの安達稔さん。
明治時代当初の印伝のタバコ入れ。
PARTY 会場には実際の革縫製道具や製品作成小物等でデモンストレーションが行われた。
しっかりとした容量のトートバックは8万円台で購入できます。
漆を革の表面へ無造作に飛ばすことで世界で1点の絵付けとなる財布。
色漆で絵付けされた革小物、カモフラージュ柄のバックと財布。
様々な柄や幾何学模様が漆とは思えない素敵なデザインとなっています。

※ 価格帯は名刺入れは7000 円代、2つ折り財布で17000 円から、ファスナー付きの長財布で27000 円~、ブリーフケースは33000 円~となっています。詳しくは下記へお問い合わせください。

お問い合わせ先

株式会社 林吾
大阪府大阪市中央区上汐2-5-19
TEL:06-6761-4043(代表/平日9:00~17:00) FAX:06-6768-8045
MAIL:adachi@hayashi-go.co.jp
http://www.8845collection.com/
http://www.hayashi-go.co.jp/

「和」の美しい道具を厳選した『雨晴』がOPEN!!

日本人にとっては当たり前のことではありますが、四季の移ろいによって旬の料理や四季の草花、そして服装に至るまでいろいろな場面で年間を通して愉しめることはとても素晴らしいことです。

現代の日本人にとって本当に心地よいくらしはそんな日々のことを感じ取り、いかに自然と語らいながら日常を過ごすことができるかではないでしょうか?

そんな当たり前のことのように思える日常がなかなかできないのも、現代人の性なのかもしれませんね。

そんな日本人の感性を引き戻してくれる、「和」の道具が揃った素敵なお店を次にご紹介いたしましょう。

雨晴 あまはれ ”という、日本の美しい道具を厳選したブランドショップのオープニングレセプションが昨年の年末12月10日(木)に関係者やプレス向けに行なわれました。白金台のプラチナ通り(外苑西通り)の中程くらい、ビンテージマンションの一階に時代がかった空気とモダンな意匠を組み合わせた和の空間のお店が登場しました。

シンプルモダンな店内はライティングも素敵です。
12月10日のレセプションは黄昏れ時の夕方からはじまりました。
「陶器工房 壹 mintama」
湧田焼と呼ばれる約400 年前の沖縄のかたちを現代的にアレンジした器です。
作家の壹岐さんはこの意匠が目玉に似ていることから「みんたま(沖縄の方言で目玉)」と呼んでいます。
自然と語らいたくなるような、自然と笑顔になるようなご飯の道具。
一点ものの重箱や酒器。
床の間を飾る小物。
季節のうつろいを感じながら愉しむお酒の道具。
鉄瓶でお湯をわかす。身も心もあたたまるお茶の道具。
雨晴ロゴ

雨晴のロゴは“菱”から成ります。
“菱”は雨の日の雨粒と、晴れの日に輝く光を表します。
三つに重なる“菱”は、お客様、作り手、我々が一緒に考え、つくるブランドであるという思いが込められています。
皆様の日々のくらしが心からくつろげるものになりますように。
雨の日も晴れの日も。

床の間を飾る小物。

雨晴(あまはれ)/ AMAHARE

〒108-0071東京都港区白金台 5-5-2
Tel:03-3280-0766 Mail:info@amahare.jp
営業時間:11:00~19:30(水曜定休)
HP:http://amahare.jp/
FB:https://www.facebook.com/amahare/
instagram:http://instagram.com/amahare

今回のリポートは、如何でしたでしょうか?
新年にふさわしい企画かと存じます。
日本にはとても素敵な文化があります。
日本の素晴らしい文化をこよなく愛し、ご自身の素敵な生活に取り入れていければと思います。また、2020年の東京オリンピックに向けて、これから訪れるたくさんの外国人にも伝えていけたら最高ですね。
高度成長の頃はみんなが海外のものに憧れ、日本の良さを忘れていましたが、これからは海外のものと日本の素晴らしい文化を共有して、後世にわたって継承できる日本人気質を忘れないようにしたいものです。

暖冬と言われていますが、これからが本格的寒さとなってきますので、お体ご自愛ください。
次回のFASHION レポートもどうぞ期待していていただければ幸いです。

日野火雅利のファッションコラム[ファッションイベントレポートとおススメコーディネート提案]

日野火雅利

日野火雅利 Kagari Hino
クリエイティブ・ディレクター

服飾のデザインを学び、大学在学中よりスタイリストとして70年代より業界で活躍。ピンクレディ、松崎しげるなどのレコードジャケットやファッション広告、雑誌Men’s Club、GORO、Hot dog Pressなどのファッションページのスタイリングの後、雑誌Check Mate、スコラ等の様々なファッションページの企画編集、スポーツウエアやブランドの広告制作などに関わる。
90年代はMen’s EXのファッションページ、ファッション・ブランドの広告制作を含む、クリエーティブ・ディレクションを経験。ラグジュアリーを軸に富裕層ビジネスの中で様々なシーンの企画に関わる。また、営業開拓、ビジュアル・マーケティング、広報企画などもアイデアを踏まえて提案。近年では富裕層向けに高級消費財作家・芸術家、レストラン等の企画取材のディレクション、雑誌制作の編集責任者として活躍後、現在ファッションを中心に企画編集・制作等クリエーティブ・ディレクターとしてマルチに活動中。