年末が近づいてくると、スーパーやデパートの特設会場に『お歳暮』という文字が踊るようになります。贈る相手のことを考えながら商品を選ぶのを楽しみにしている方もおられるのではないでしょうか。シニアコム会員にとってはお歳暮についてどのような意識をお持ちなのか調査しました。
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シニアコム会員で今年お歳暮を贈る「予定がある」方は、64.8%、「予定はない」方は、31.2%と6割以上の方がお歳暮を贈られるようです。お歳暮を送る件数としては、「2件~3件 (41%)」次いで「4件~6件(33.5%)」回答。送り先は多くても6件までの方が多いということがわかりました。 お歳暮の贈り先としては、親戚56.8%、友人・知人47.2%、兄弟姉妹(義理含む)43.7%となり、仕事関係は13.7%と少ないのが現状です。1件当たりの予算としては、「3,000円以上~5,000円未満(67.6%)」が全体の約7割を占めるという結果となりました。
お歳暮の購入時期は、11月後半~12月前半が最も多く85.4%。どこで購入するかについては、デパート、百貨店、スーパーでの購入が、66.1%。次いでインターネット通販15.3%となり、インターネットを利用しての購入も多くなってきています。
お歳暮で贈る商品では、「ハム・ソーセージ(27.1%)」「スイーツ以外の菓子類(21.1%)」次いで酒類、嗜好品など食品関係が上位にあがりました。 そして、お歳暮を贈る理由として多いのが「日頃の感謝の気持ちを伝えるため」という答えが全体の6割。また、贈らないと答えた方にその理由を聞くと「贈る相手が特にいない」「虚礼廃止」「習慣がない」などの回答が全体の8割を占めていました。
最後に、お歳暮に贈られると嬉しいものについては、「商品券(33.8%)」「ハム・ソーセージ(32.6%)」「酒類(51.3%)」とお歳暮を贈られている商品がもらいたい商品とほぼ同じだという結果となりました。