国内外で自動運転車の研究・開発が進められています。それによって、交通事故の削減、交通渋滞の緩和、過疎地での高齢者の移動手段の確保など様々な問題の解決にながっていくことが考えれらます。 そこで今回は、シニアコム会員に「普通自動車運転免許証の有無」「免許の返納の是非」や「自動運転車」についてどのような意識を持っているのかを調査しました。
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シニアコム会員に普通自動車の運転免許証の有無を尋ねたところ「はい」77.1%「いいえ」22.9%という結果になりました。運転の頻度については「週に3~3回」31.2%「毎日」28.5%「週に1回」12.9%という順になりました。普通自動車の運転免許証の返納について聞いたところ「返納を考えている」36.6%「返納するつもりはない」33.4%「わからない」30%とほぼ同じくらいの回答率となりました。
そして、返納を考えている人に、返納の年齢と理由を聞いたところ「75歳以上85歳未満」60%「65歳以上75歳未満」27.3%となり、その理由として「視力が衰えて夜間運転するのが怖いため」48.7%「自分の運動能力に対して自信がないため」48%「とっさの判断が遅れるため」46%などの理由が挙げられます。また、返納を考えていな人に、その理由を聞いたところ「買い物に行く際に車を使うから」65%「遊びに行く際に車を使うから」56.9%「荷物の運搬に車を使うから」45.3%「家族の送り迎えに車を使うから」39.4%「公共交通機関(電車、バス)だと不便だから」38%の理由が多かったようです。
また、自動運転車を利用してみたいかを聞いてみたところ「利用したい」37.4%「利用したくない」30.6%「わからない」32%となり、利用したい理由として「万が一の時のために(安全性を考えて)」66.3%「運転が楽になりそうだから」60.8%「安全そうだから」48.7%と続きます。
それから、ドライバーの関与を不要とする「完全」自動運転車の実現はどれくらいで実現すると思うかの質問には「5年以上」59.6%「4年~5年」23.3%「2年~3年」12.4%「1年」1.5%というという結果になりました。