「最近の若者」といえば、「安定志向」「我慢ができない」「礼儀がなっていない」など様々な傾向があると評価されています。これからを担う「最近の若者」の印象と「最近の若者」に期待することを中心に、「最近の若者」についてシニアコム会員がどのような意識を持っているのかを調査しました。
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シニアコム会員に「若者」と聞いて何歳くらいを思い浮かべるかを聞いたところ、「20代」68.7%、「30代」12.6%、「10代」12.1%という結果になりました。また、シニアコム会員が20代のときと「最近の若者」はどちらが元気だと思うか聞いたところ、「昔の若者」と回答した人が63.9%、「自分たちの頃も今も元気だ」と回答した人が26.8%という順になりました。
「最近の若者」にこれからの日本の社会を任せることができるか聞いたところ、「期待している」と回答した人が42.2%、「不安だ」と回答した人が38.1%、「考えたことがない」と回答した人が18.4%でした。また、期待しているところは、「現実的な考えをもっているところ」66.7%、「柔軟性があるところ」41.2%、「コミュニケーション能力が高いところ」30.2%でした。一方、不安に思うところは、「精神面が弱いところ」60.9%、「受動的なところ」57.8%、「コミュニケーション能力が低いところ」52.2%という理由が多かったようです。
「最近の若者」に解決して欲しいと期待することは「年金等社会保障の制度」43.4%、「食料廃棄問題」42.7%、「自然災害などの防災対策」39.1%と続きます。
また、「最近の若者」にどんな人になって欲しいか聞いたところ、「これからの将来を変えていく創造性豊かな人」63.1%、「現代社会の問題を解決する人」19.7%、「シニア世代と共に現状を維持する人」10.1%でした。さらに、「最近の若者」が日本で活躍しにくい社会だと感じているとしたら、どんな原因が思い浮かぶか聞いたところ、「社会のありかた」23.5%、「金銭的なゆとりが昔より少ないこと」20.5%、「若者自身の行動や考え方」19.2%でした。
最後に、「最近の若者」に後悔しないで欲しいと感じることについて聞いたところ、「仕事」53.6%、「友人関係」44.2%、「恋愛・結婚」37.3%という結果になりました。